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おやすみモードでアラームが鳴らないときの対処法:iPhone・Androidの確認手順

暗い部屋の中、机の上に置かれた画面の暗いスマホ

夜、おやすみモードをオンにして眠るのは、通知に起こされないための当然の選択です。ただそのせいで、朝のアラームまで止まっていたのではないか、と不安になります。実際に鳴らなかった朝があれば、なおさらです。この記事は、おやすみモード(集中モード)が絡んでアラームが鳴らないときの原因の切り分けと対処法をまとめたものです。なお、本体の音を消すマナーモードは、おやすみモードとは別の設定です。そちらが疑わしい場合はマナーモードでアラームが鳴らないときの対処法をご覧ください。

原則:時計アプリのアラームはおやすみモードでも鳴る

先に原則を書きます。iPhone でも Android でも、標準の時計アプリで設定したアラームは、おやすみモードやサイレントモードの最中でも鳴ります。おやすみモードが止めるのは通知であって、時計のアラームは通知とは別の枠で扱われているからです。

それでも「鳴らなかった」が起きるとき、原因はほぼ次の三つのどれかです。第一に、アラームを鳴らしているのが時計アプリではなく、通知として音を出すタイプのアプリだった場合。通知の枠で鳴る音は、おやすみモードに止められます。第二に、Android のサイレントモードの詳細設定で、アラームを通す項目が外れていた場合。第三に、就寝時刻に自動でオンになるスケジュールが、気づかないうちに毎晩同じ状態を作っていた場合。順に確認していきます。

iPhone:集中モードの「睡眠」と通知の許可を見る

iPhone の標準の時計アプリのアラームは、集中モードでも睡眠集中モードでも鳴ります。ここが原因になることは、まずありません。

問題になるのは、目覚ましアプリを使っていて、そのアプリが通知として音を出す場合です。確認する場所は、設定 → 集中モード → 睡眠(または使っている集中モード)→ 通知の許可です。ここに使っている目覚ましアプリが入っていなければ、そのアプリの通知は夜のあいだ止められます。アプリを許可の一覧に追加してください。

もう一つ、iPhone で見落とされやすいのがスケジュールです。ヘルスケアや時計アプリで睡眠のスケジュールを設定すると、就寝時刻に睡眠集中モードが自動でオンになります。自分でオンにした覚えがないのに毎晩同じことが起きるなら、まずこのスケジュールを疑ってください。設定 → 集中モード → 睡眠を開くと、スケジュールの有無が確認できます。

Android:サイレントモードの「アラームを許可」を見る

Android のサイレントモード(通知の鳴動制限と呼ぶ機種もあります)には、何を通すかを選ぶ詳細設定があり、その中にアラームを通すかどうかの項目があります。多くの機種では最初から許可になっていますが、一度でも「完全に静かに」に近い設定を選んだことがあると、ここが外れていることがあります。

確認する場所は、おおむね、設定 → 音(またはサウンドとバイブレーション)→ サイレントモード → 例外(または許可する通知)→ アラームです。メニューの名前と階層はメーカーと Android のバージョンで変わるため、見つからないときは設定アプリの検索欄に「サイレント」または「鳴動制限」と入れるのが早道です。ここで「アラームを許可」に相当する項目がオンなら、時計アプリのアラームはサイレントモード中でも鳴ります。

Android にも、時間指定でサイレントモードが自動的にオンになるスケジュール機能があります。iPhone と同じく、身に覚えのない毎晩の再現は、まずスケジュールを疑ってください。

典型例:就寝スケジュールと通知型アプリの組み合わせ

実際に多いのは、単独の設定ミスではなく組み合わせです。流れを再現すると、こうなります。

睡眠のスケジュールを設定した夜から、23時に睡眠集中モードが自動でオンになる。使っている目覚ましアプリは通知の枠で音を出すタイプで、通知の許可には入っていない。すると、23時より前にセットしたアラームは何も変わっていないのに、朝は鳴らない。設定を変えた覚えがないので、原因の見当がつかない。

この形の厄介なところは、昼間にテストすると鳴ってしまうことです。昼間は集中モードがオフだからです。だから確認は、必ず夜と同じ状態で行う必要があります。

なお、鳴ることは鳴るが音が小さい、という場合は原因が別です。その場合はおやすみモード中にアラームの音量が小さいときの直し方をご覧ください。上のどれにも当てはまらず原因が絞れないときは、アラームが鳴らない原因の切り分け方で電源・音量・アプリ側の要因まで順に確認できます。

アプリ側の答え:アラーム専用の枠で鳴るかどうか

目覚ましアプリを使うなら、確認すべきはそのアプリが通知の枠で鳴るのか、アラーム専用の枠で鳴るのか、という一点です。ここは各アプリの実装次第なので、一般論では断定できません。

Wake Boom については実測があります。2026年8月25日と26日、iPhone の実機(iOS 26.6)で、おやすみモード、集中モード、睡眠集中モードをそれぞれオンにして、いずれの場合も鳴りました。測定の条件と、逆に鳴り止む一つの場面(ロックを解除して使用中の場合)はマナーモードでも鳴る目覚ましアプリの実測記事に書いてあります。

締め:2分後のテストアラームで明日の朝を確定させる

設定を直したら、最後に一度だけ確かめます。手順は簡単です。

今夜と同じ状態を作ります。おやすみモード(またはスケジュールで入るモード)をオンにして、アラームを2分後にセットし、画面をロックして、いつもの置き場所に置いて、触らずに待ちます。鳴れば、明日の朝も同じ条件で鳴ります。鳴らなければ、上の手順のどこかがまだ残っています。

推測で朝を迎えるより、2分の実験で答えを出しておくほうが確実です。今夜のうちに、一度だけ試してみてください。

みんなが実際に聞くこと

おやすみモード中でも、標準の時計アプリのアラームは鳴りますか?

鳴るのが原則です。おやすみモードが止めるのは通知で、時計アプリのアラームは通知とは別の枠で扱われています。iPhone でも Android でも、この原則は同じです。ただし Android では、サイレントモードの詳細設定で「アラームを許可」に相当する項目が外れていると止まります。

目覚ましアプリのアラームは、おやすみモードで止まりますか?

そのアプリがどの枠で音を出しているか次第です。通知として音を出すタイプのアプリは、おやすみモードに止められます。アラーム専用の枠で鳴るアプリは止まりません。Wake Boom については2026年8月25日と26日に iPhone の実機(iOS 26.6)で測り、おやすみモード、集中モード、睡眠集中モードのそれぞれをオンにした状態で鳴りました。

設定を変えた覚えがないのに、急に鳴らなくなりました。なぜですか?

いちばん多いのは、就寝時刻に自動でオンになるスケジュールです。睡眠のスケジュールを設定すると、寝る時刻に睡眠集中モードやサイレントモードが自動で入ります。自分でオンにした覚えがなくても、毎晩同じ時刻に同じ状態が再現されます。設定アプリでスケジュールの有無を確認してください。

アラームは鳴るのですが、音が小さすぎます。なぜですか?

それは「鳴らない」とは別の問題で、原因も別です。多くの場合、アラーム音量のチャンネルが下がっているか、立ち上がりがゆっくりの設定になっています。おやすみモード中にアラームの音量が小さいときの直し方を別の記事にまとめてあります。

明日の朝、確実に鳴るかどうかを今夜のうちに確かめるには?

2分後のテストアラームがいちばん確実です。今夜と同じ状態(おやすみモードをオンにして、画面をロック)にして、アラームを2分後にセットし、触らずに待ちます。鳴れば明日も同じ条件で鳴ります。鳴らなければ、この記事の手順のどこかに原因があります。

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