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Androidでアラームが鳴らないときの対処法:機種別に設定を順番に確認する

緑がかったグレーの壁の寝室。しわの寄ったクリーム色の寝具の手前、木のナイトテーブルの角に、画面が真っ暗なままのスマートフォンが置かれている。

Androidでアラームが鳴らなかったとき、原因の候補は一つではありません。しかもAndroidは電源管理の作りがメーカーごとに違うため、GalaxyとXperiaでは確認する場所そのものが変わります。このページでは、原因になりやすい順に設定を一つずつ確認し、最後に「直ったかどうか」を2分で確かめるところまで進みます。

最初にアラーム音量の系統を確認する

Androidの音量は一本ではありません。着信音、メディア、アラームは別々の系統で、それぞれ独立したスライダーを持っています。動画の音を最大にしていても、アラームの音量がゼロなら朝は無音です。

設定のサウンド(機種によっては「音」「サウンドとバイブ」)を開き、スライダーの一覧から「アラーム」を探して上げてください。本体横の音量ボタンは、押した場面によって別の系統を動かすので、ここだけは設定画面から直接確認するのが確実です。

サイレントモードとおやすみモードの例外

サイレントモード(マナーモード)と、おやすみモード(通知の鳴動制限)は別の設定です。多くの機種では、おやすみモードの例外としてアラームが最初から許可されていますが、この例外は自分で外せる項目でもあります。おやすみモードの設定の中に例外の一覧(「アラームを許可」など、名称は機種で違います)があるので、アラームが許可側にあるか見てください。

サイレントモード側の挙動と切り分けは、別のページに分けてあります:マナーモードでアラームが鳴らないときの対処法。

電池の最適化から目覚ましアプリを外す

設定のアプリ一覧から、目覚ましに使っているアプリを開き、電池(バッテリー)の項目を「制限なし」(機種によっては「最適化しない」)に変えます。最適化が効いたままだと、端末が長く放置されたあとの動作が後回しにされることがあります。標準の時計アプリで鳴らない場合も、同じ場所を確認してください。

メーカー独自の省電力:Galaxy・Xperia・AQUOS・Pixel

ここがAndroidで一番ばらつく部分です。メーカーは標準の最適化とは別に、独自の省電力の仕組みを重ねていることがあります。

Galaxy は電池の設定の中に、使っていないアプリを自動でスリープさせる仕組みがあります。スリープ対象の一覧に目覚ましアプリが入っていたら外してください。

Xperia にはSTAMINAモードがあります。オンのあいだはバックグラウンドの動作が制限されるので、目覚ましアプリを制限の対象外にするか、就寝中はオフにします。

AQUOS は省電力を一括で切り替えるスイッチ(名称は機種と世代で違います)を持つ機種があり、オンにするとバックグラウンドが制限される場合があります。

Pixel は素のAndroidに近く、前の節で書いた標準の「制限なし」だけで足りることが多い機種です。

メニューの文言はOSの更新でも変わります。名前で探すより、「電池」の設定の中でアプリごとに制限を掛けている場所を探す、と覚えておくほうが長持ちします。

「アラームとリマインダー」の権限

Android 12以降には、正確な時刻に動くための権限が独立して用意されています。設定のアプリの項目から「特別なアプリアクセス」を開くと「アラームとリマインダー」があり、ここがオフのアプリは時刻どおりに鳴らせません。目覚ましに使うアプリがオンになっているか確認してください。

最近使用した一覧から消す癖

一部のメーカーの端末では、最近使用したアプリの一覧からスワイプで消す操作が、強制終了に近い扱いになります。そうなると、登録してあった次のアラームが動かないことがあります。毎晩の掃除のつもりで全部消す習慣がある場合、目覚ましアプリだけは残してください。

時計アプリ自体の不具合

設定に問題がなくても、時計アプリの更新の直後から鳴らなくなる、という不具合は過去に標準アプリでも起きています。Playストアで更新が来ていないか確認し、端末を一度再起動してください。特定の更新が原因の場合、こちら側の設定では直せないので、更新を待つ判断も必要です。

変えたら、その場で2分のテスト

設定を変えたら、当日の朝を待たずに確かめます。2分後にテスト用のアラームを一つセットし、画面をロックして、いつもの置き場所に置き、触らずに待ちます。鳴れば、いま変えた設定は通っています。鳴らなければ、直前に変えた項目が原因ではないと分かるので、次の項目に進めます。原因を順に潰す考え方そのものは、アラームが鳴らない原因の切り分け方にまとめてあります。

鳴るようになっても、起きられない場合

最後に一つ。ここまでの手順は「鳴らせる」ところまでで、「起きられる」はまた別の問題です。Wake Boomのアラームは目覚まし専用の枠(AlarmClock API)で登録され、Dozeの対象外ですが、それでもメーカー独自の電池の最適化だけはAPIの外側にあり、使う人が自分で「制限なし」にするしかありません。つまりどのアプリを選んでも、このページの手順は無駄になりません。そのうえで、鳴っているのに気づけない朝が続くなら、次に読むのはこちらです:アラームに気づかない人のための対策。

みんなが実際に聞くこと

メディアの音量を上げたのに、アラームだけ小さいのはなぜですか?

Androidの音量は一本ではなく、着信音、メディア、アラームが別々の系統に分かれているためです。動画の音を最大にしても、アラーム音量は動きません。設定のサウンドの項目を開くと、スライダーが並んでいるので、その中の「アラーム」を直接上げてください。

おやすみモード(通知の鳴動制限)中でもアラームは鳴りますか?

多くの機種では、おやすみモードの例外としてアラームが最初から許可されています。ただし例外の設定は自分で変えられるので、過去に触った覚えがあるなら、おやすみモードの設定の中にある例外(「アラームを許可」など、名称は機種によって違います)がオンになっているか確認してください。

アプリを最近使用した一覧からスワイプで消すと、アラームも消えますか?

機種によります。一部のメーカーの端末では、一覧から消す操作が強制終了に近い扱いになり、次のアラームが動かなくなることがあります。どの機種でそうなるかを外から確かめる方法がないので、目覚ましに使っているアプリは、寝る前に一覧から消さないのが安全です。

設定を変えたあと、直ったかどうかはどう確かめればいいですか?

2分後にテスト用のアラームを一つセットして、画面をロックし、いつもの置き場所に置いて、触らずに待ちます。鳴れば、いま変えた設定は通っています。当日の朝に初めて結果が分かる、という試し方はしないでください。

目覚ましアプリを入れ替えれば解決しますか?

原因によります。音量や権限が原因なら、どのアプリでも同じ設定が必要です。ひとつ確かなのは、メーカー独自の電池の最適化やアプリの休止はAndroidのAPIの外側にあり、どのアプリも自力では外せないことです。Wake Boomのアラームも目覚まし専用の枠(AlarmClock API)で登録されDozeの対象外ですが、この部分だけは使う人が自分で「制限なし」にする必要があります。

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